SDカード(microSD)について調べてみた
大容量低価格が一気に進んだ感のあるSDカード。
正直適当に買っていました。
α7RⅣの仕様表には記録媒体として
SDメモリーカード、SDHCメモリーカード(UHS-I /II対応)、SDHCメモリーカード(UHS-I /II対応)、microSD メモリーカード、microSDHC メモリーカード、microSDXC メモリーカード
となっています。SDHCメモリーカードが2回出てきますが、後者はSDXCメモリーカードの誤りかと思いますので、SDカード(サイズがでかいほう)を調達すべきかどうか整理もかねて調べてみました。
SDカードのサイズや容量、速度規格など
サイズ
miniSDを使用する機械を買ったことがありません。いずれにしても手持ちにはありません。
規格の最大容量
・SD 2GB
・SDHC(microSDHC) 32GB
・SDXC(microSDXC) 2TiB
・SDUC 128TiB
手持ちはすべてSDXCでした。
バスプロトコルと最大速度
・UHS-Ⅱ 312MB/s
・UHS-I 104MB/s
UHS-Ⅱのほうがハイスピードなのでこれから買うならこっちかな。
クラス(性能表示)
ビデオスピードクラス
・V90 90MB/s
・V60 60MB/s 8K最低ライン
・V30 30MB/s
・V10 10MB/s 4K最低ライン
・V6 6MB/s
UHSスピードクラス
・U3 30MB/s
・U1 10MB/s
スピードクラス
・C10 10MB/s
・C6 6MB/s
アプリケーションパフォーマンスクラス
・A1 R1500IOPS W500IOPS
・A2 R4000IOPS W2000IOPS
IOPS 1秒当たりに実行可能な4KBコマンド数
手持ちのmicroSDカードを調べてみた
SanDisk Extreme 128GB
UHS-I
ビデオスピードクラス V30
スピードクラスU3
Class 10
R90MB/s W70MB/s
アプリケーションパフォーマンスクラス A2
SanDisk Extreme 64GB microSDXC
UHS-I
ビデオスピードクラス V30
スピードクラスU3
Class 10
R90MB/s W60MB/s
アプリケーションパフォーマンスクラス A2
SanDisk Ultra 128GB microSDXC
UHS-I
ビデオスピードクラス 不明
スピードクラスU1
Class 10
R80MB/s W不明
アプリケーションパフォーマンスクラス A1
SAMSUNG EVO Plus 64GB microSDXC
ビデオスピードクラス 不明
スピードクラスU3
Class 10
R100MB/s W60MB/s
アプリケーションパフォーマンスクラス 不明
アダプター使用による速度差を調べてみる
SanDisk Extreme 128GBで計測してみました。はっきりとした速度差はないようです。
UHS-ⅡのSDXCカードは絶対に必要なのか
連写や動画では読み込みよりも書き込み速度が重要のようです。
4K動画であれば手持ちのカードは基準を満たしているはずです。ただ、ハード側の書き込み能力があっても記録媒体がボトルネックになってしまう悲しい事態を避けるためには、やはりUHS-Ⅱの書き込み速度の高いカードを用意すべきかとも思います。
microSDでも、SanDisk Extreme Pro はUHS-Ⅱはあるようですが、ソニーのホームページにはSDHCメモリーカードのほうに「(UHS-I /II対応)」とわざわざ書いてあるということは、microSDのUHS-Ⅱには対応していないということなのかもしれません。
おそらくα7RⅢと同じ仕様であれば、2スロットうち片方だけがUHS-Ⅱでしょうから、とりあえず1枚SDXC(おおきいほう)のUHS-Ⅱを用意したいと思います。
※α7RⅣは2スロットともUHS-Ⅱのようです。